ジャック・ザ・リッパーの正体がついに明らかに!?

knife
1888年、イギリス・ロンドンのイーストエンドで起きた猟奇的な大量殺人事件である。

犯人逮捕にいたらなかったため、正確な被害者人数は不明だが、
ジャックによる犯行が確実視されている被害者は5人。
職業はいずれも売春婦だった。
犯行予告を新聞社に送りつけるため、元祖「劇場型犯罪」(マスメディアなどに犯行声明を送るなどして犯罪を行う)と呼ばれている。
「ジャック」は本名ではないであろうが、新聞社には「切り裂きジャック」を名乗って手紙や被害者の臓器を送ることから、日本では「切り裂きジャック」と呼ばれている。
この事件をモチーフにした映画や小説は数多く、「シャーロック・ホームズ」と切り裂きジャックの対決はとくに有名。
アニメやゲームにまで登場し、単なるキャラだと思っている読者も多いようだが、1世紀前、実際にイギリスで起こった殺人事件である。

医師、理髪師、精肉業者説

殺害方法は臓器を取り出すなど残忍非道であり、医師、理髪師、精肉業者など、メスのような鋭利な刃物を扱い慣れている人物であると推測された。
とくに子宮を持ち去ることが多く、解剖学に近い手口から犯人は医師ではないかという説が有力であった。
実際に被疑者として医師数名の名があげられていたが確証は得られなかった。

女装した男性説

「シャーロック・ホームズ」の著者であるイギリス推理作家のコナン・ドイルは、ジャックは女装した男性であると推理した。
コナン・ドイルは作家になる以前は医師であったし、実際に事件を独自に調査していたという噂もあるが、この説はあまり有力視されなかったようだ。
入念な捜査や多くの被疑者の取り調べが行われ、世界中が注目した事件だったが、次第に事件は風化し、ほぼ迷宮入りの状態であった。

1世紀以上の時を経て・・・

2014年9月。ジャックの正体が判明したという記事がイギリスのメディアを賑わせた。
事件発生時、重要な被疑者であった理髪師のアーロン・コスミンスキーである。
被害者のひとりであるキャサリン・エドウッズの子孫が、事件の遺留品のショールでDNA鑑定をしたところ、アーロン・コスミンスキーの子孫のDNAと合致したのだ。
1888年当時、アーロンは重要な被疑者として一度は逮捕されていたが、
犯行声明の筆跡の不一致や精神錯乱などから釈放され、のちの1919年に精神病院で死亡した。
被害者は5人とも20人ともいわれ、模倣犯による犯行説や、新聞社に送りつけられた「切り裂きジャック名義」の犯行声明もイタズラ説が根強い。
被疑者亡き今となっては殺害人数をはじめ、真実のほとんどが闇の中である。

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