1943年、第二次世界大戦中にアメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアを舞台にした都市伝説的な怪事件。
アメリカ海軍は駆逐艦エルドリッジを使って秘密兵器の実験を行っていた。
秘密兵器とは「磁場発生装置テスラコイル」。
船が発する磁気を消せば、レーダーが船を発見できないという考えから、エルドリッジに多くの実験機器を乗せ、フィラデルフィアを出航したが・・・。
船が消えた!!
「磁場発生装置テスラコイル」のスイッチを入れると、レーダーでもエルドリッジを感知しなくなった。
次第に海面は緑色に光り、エルドリッジを覆い始めた。
そして、今まで目の前にあった巨大な駆逐艦が肉眼で見えなくなった。
消えたのである。
2500km離れた場所に出現!!
消えたエルドリッジはなんと2500kmも離れたバージニア州ノーフォークにいた。
ノーフォークを航海していた商船が、エルドリッジを「目撃した」と報告している。
これが事実だとすればテレポートである。
一方のフィラデルフィアでは、しばらくすると消えたエルドリッジが緑の光をまとったまま、元の場所に戻ってたきたではないか!!
またもやテレポート。
そして戻ってきたエリドリッジの船内ではとんでもない事態が起きていた。
冷凍化、火だるま、発狂・・・そして隠蔽説
体が燃えた、体が溶けた、体が透明になった、冷凍人間になっていた、壁に吸い込まれたなど、船内ではさまざまな現象が起きていたという。
行方不明者と死者16名、発狂者6名が出てしまった。
機械室ににいたエンジニアたちは厚い壁に守られていたため、無事だったという。
あまりの異常事態にこの実験を隠蔽したという説がある。
テレポート、緑の光、体が燃える、溶ける、冷凍人間・・・。
常識の範囲を軽く飛び越える世界的に有名なミステリーのひとつだ。