飛行機や船がこつ然と姿を消す「バミューダトライアングル」はあまりに有名だが、アメリカにはもうひとつのミステリーゾーンがある。
五大湖のひとつ、ミシガン湖の「ミシガントライアングル」だ。
五大湖はアメリカとカナダに点在しているが、ミシガン湖は唯一、アメリカ国土内にある湖である。
このミシガン湖の岸にある3つの都市、ラジントン、ベントンハーバー、マニトウォクを結ぶ三角形内で「何か」が起こるのだ。
ミシガン湖に入り、休息をとった船長
1937年、貨物船「マクファーランド号」はペンシルベニアから出航、ウィスコンシン州のポートワシントンへと向かっていた。
湖面にはまだ氷が多く、ドナー船長は休まず長時間に渡って操縦室で指示を出していた。
船がミシガン湖に入り船長はやっと休息をとった。
船員に「ポートワシントンが近づいたら起こしてくれ」と告げて・・・。
船長がいない!!
ポートワシントンが近づき、船員が船長を起こしにいくと、部屋の中から鍵がかかっている。
合鍵を使って船員が部屋に入ると船長の姿はなかった。
食事かトイレか、そんなところだろうと船員は船の中を探したが船長はどこにもいない。
多くの船員たちで船の中を徹底的に探したが、船長はどこにもいなかったという。
そう、船はちょうど「ミシガントライアングル」を運航しているころだった。。。