アメリカの都市伝説「ブラッディ・マリー」は髪が長い若い女性で、血まみれのドレスを着ている(らしい)。
「ブラッディ・メアリー」と呼ばれることもある。
彼女は「会うことができるできる幽霊」として、アメリカでは肝試し的な都市伝説と化している。
ブラッディ・マリーの呼び出し方/家の中の鏡編
真夜中に一人で鏡の前に立ち、彼女の名前を3回呼ぶ。
都市伝説だけあって、バリエーションも豊富。
鏡の前で名前を呼びながら、くるくると3度回るという日本のスイカ割りを連想させるような方法や、
ろうそくをつけて、やはり鏡の前で名前を呼ぶという方法もある。
家の中の鏡バージョンは一人で行うのが条件なのだそう。
ブラッディ・マリーの呼び出し方/車のバックミラー編
車の中でブラッディ・マリーの話題をすると、バックミラーに姿を表すというもの。
なぜか車では一人でなくても良いらしい。
「話題にする」ということは複数の人間が必要だからであろうか。
なかなか理にかなっている。
彼女が登場したらどうなるか?
被害は軽いものから、深刻なものまでさまざまである。さすが都市伝説。
・顔をひっかかれる。
・気絶する。
・発狂する。
・死亡する。
お酒の「ブラッディ・マリー」のモデルとは別人
ウォッカベースにトマトジュースを加え、レモンを添えたブラッディ・マリーは真っ赤なお酒である。
このお酒はイングランドとアイルランドの女王メアリー1世の名前からつけられた。
メアリー1世は何百人ものプロテスタントを迫害し、処刑したため「血まみれのメアリー(Bloody Mary)」と呼ばれていたことから、真っ赤なお酒にこの名前がついた。
メアリー1世は童謡「ロンドン橋」のモデルという説もあり、無慈悲で残酷な女王だった。
ちなみにメアリー1世の父親はカトリックを迫害してことごとく弾圧して処刑したヘンリー8世。
血は争えないようで・・・。