アメリカ ボーイ・イン・ザ・ボックス この少年は誰!?

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1957年アメリカ・ペンシルバニア州フィラデルフィアで男の子の遺体が発見された。
年齢はおよそ4歳から6歳ぐらいの間と推定され、全裸で毛布にくるまれた状態で、ゆりかごの空き箱(段ボール)に入れられていた。
空き箱はアメリカの大手デパート「J.C.ペニー」で販売されたものだった。
男の子の体には無数のあざがあったという。

年も名前もわからない男の子

マスクラット(体長約30cmのネズミ科の生き物)の罠を仕掛けていたという男性が、罠の具合を確かめに行ったところ、遺体を発見した。
(ちなみに発見者は罠の具合を確かめていたのではなく、近くの女学校を常習的にのぞいていたと判明)
家族からの捜索願いは出ておらず、男の子の名前や年は一切わからないまま、顔写真を公開して街中に貼り出されたが有力な情報は出てこなかった。

女性霊能者が向かった先は児童養育施設

事件を調査した監察医務院のひとりの職員が、長年に渡ってこの事件を追っていた。
職員は女性霊能者にこの男の子の身元などをたずねたところ、霊能者は遺体発見現場近くの児童養育施設を示した。
職員は児童養育施設を訪れた際、J.C.ペニーで販売されたものに似ているゆりかごや、男の子がくるまれていた毛布と似ている毛布を目撃したと言う。
施設のオーナーと義理の娘の関与が疑われたが、関連性は希薄として捜査は終了した。
(ちなみに義理の娘がシングルマザーであり、その男の子の母親という説もあった)

「M」の虐待癖のある母親が犯人説

事件から45年の時を経た2002年。
男の子を殺した犯人は「私の母である」と「M」という女性が主張した。
(「M」としか公表されていない)
男の子の名前は「ジョナサン」だという。
Mの母親には虐待癖があり、金で買った男の子に日常的に虐待を繰り返していたという。
男の子が浴槽で嘔吐したことに逆上した母親は、男の子を床に打ち付けて殺し、母親はMを連れて遺体を捨てに行ったのだと。
その際、バイクに乗った男性が通りかかり、母親とMは声をかけられたが無視をしたという。
後日、そのバイクに乗った男性が判明し、目撃証言も得られたたため、状況検分などとあわせてかMの証言の信憑性は高いと思われた。
だが、Mには精神病の過去があること、そしてMの当時の家の近所の「Mの家に男の子はいなかった」という証言などから、確証をつかむことはできなかった。

多くの目撃証言はあるものの・・・

バイクに乗った男性以外にも、目撃証言は決して少なくない。
芸術家の女性が「バスの中で男性に抱かれて眠る男の子を見た」。
ウェイトレスの女性が「男性と手をつないで街を歩いている男の子を見た」。
理容師が遺体が発見される1週間前に「男の子の髪を散髪した」。
それぞれの証言に基づいて捜査を行ったが、男の子を連れていた男性は特定できず、理容師が聞いたという男の子の家付近もくまなく捜査したが手がかりはなかった。

あれから57年。犯人はいまだ特定されておらず、男の子は名前もわかないままである。

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