恐るべき偶然の数々!! 大海原で命を救ったひとつの小瓶

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海に漂っていた小瓶が航海中の船に拾われる。
これだけでも奇跡に近いのだが、さらにその小瓶に入っていた手紙には、別の航海中の船からSOSの文面が書かれていた。
救助に向かうと実際にその船では「事件」が起こっていて、乗組員を無事に救助。
奇跡のような話なのだが、さらにこの話には奇跡MAX的なオチがある。

船が乗っ取られた!! SOSの手紙

1882年、ブラジルの砲艦「アラグアリ号」が太平洋を航海していたところ、海面に漂う樽を発見し、船内に引き上げた。
樽の中から紙切れが入った小瓶が出てきた。紙切れにはこう書いてあった。

「船で反乱が起こり、船長、一等航海士は殺されて海に捨てられた。私は二等航海士で、船を操縦させられてアマゾン川へ向かっている。現在、西経28度、南緯22度、速力は3.5ノット、救助を願う。海の英雄号」。

正確な現在位置。2時間後に救出

アラグリア号のコスタ艦長が航海年鑑で調べてみると、確かに海の英雄号は実存する船だった。
コスタ艦長はすぐさま海の英雄号を救助に向かった。
2時間後、海の英雄号を発見、大砲で威嚇射撃を行い、反乱を起こした者たちを逮捕して二等航海士と乗組員を救出した。
二等航海士はヘッジャーという名の男だった。
ヘッジャーは言った。
「今朝、反乱が起こったばかりなのに、どうしてみなさんはこの事態がわかったのですか?」と。
「あなたがSOSの手紙を入れた小瓶を拾ったからですよ」とコスタ艦長は答えた。
ヘッジャーは手紙は書いていないという。
第一、反乱者に監視されていて、乗組員全員は手紙を書くどころではなかったと言う。
何が起きたのか・・・?

小瓶の驚くべき事実

翌年、海の英雄号で反乱を起こした乗組員たちが軍法会議にかけられた。
そこで判明した現実は、このガラスの小瓶は作者のジョン・パーミントンが本の宣伝のために海に流したもので、小瓶に入ったSOSの文章は「海の英雄」という本の一小節だったのだ!! 
しかも、抜き出した一小節は適当に抜き出したという。
それが船の名前も、航海位置も、船内の反乱も酷似していたのだ。
さらに驚くべきことに、16年前にイギリスの海で流したものだという。
いくつの偶然が重なればこんなことに・・・という話だが、すべて事実である。

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