【相撲】まわしがとれたらどうなるの!? 不浄負け

相撲
相撲中継を観ていて誰もが一度は思うこと。
それは「もし、まわしが取れてしまったらどうなるのだろう・・・」ってやつ。
過去にそんな事態が起こっているのか、はたまた、とれてしまった場合、取り組みは続行されるのか? など涌き出る謎について調べてみた。

局部があらわになると
「不浄負け」

まずは相撲のルールについて。
相撲規定第16条によると「前褌(ふんどし)が落ちた場合は負けである」。
つまり、前褌が落ちて局部があらわになってしまうと負けで、そこで取り組みは終わりとなる。
「決まり手」ではなく、「不浄負け」という反則負けだ。
大相撲だけでなく、アマチュア相撲も同様である。
では過去に「不浄負け」はあったのか?

不浄負けでギネスブックに
名前を残した力士がいた!!

古くは1917年の5月場所、男嶌ー友ノ山の取組で男嶌の前褌が落ちて不浄負けした記録が残っているが、戦前のことなので詳細は不明。
83年後の2000年の5月場所、朝ノ霧ー千代白鵬の取組では、朝ノ霧の前褌が落ちて、大きなニュースになった。
スポーツ新聞は一面トップで報じ、売り切れた店もあったという。
朝ノ霧が少し気の毒になってきたが、三段目の記事が大々的に掲載されることは滅多にないことなので宣伝(?)になったと言え・・・るかは不明。
ちなみに朝ノ霧の不浄負けはロイター通信によって海外にも知らされた。
そのため、「相撲でもっとも珍しい負け方の取組があった」と2002年度版のギネスブックに掲載されている。

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