視線・・・。誰かから見られてませんか・・・。嫉み、恨み・・・。

邪視の伝承は世界全体に存在します。悪意を持って相手を睨む、またはただ見ただけで呪われたり汚れると言うのが基本ですが、様々な面から語られている信仰の一つです。地方によっては、「生まれた次の瞬間に蒼い目を見開く赤ん坊」は邪視持ちだとされています。
この邪視は災厄を説明する方法として用いられます。例えば、何の前触れも理由もなく病気に罹った場合に、どこかで誰かに向けられた眼差しが病気の原因である、ということです。

邪視はどのような人が持つものか。実はどのような人でも持つとする地域や、魔女特有のものともされるのです。
どこから注がれるかわからないもののため、その魔力を避けられるよう、どこの国でもお守りが存在します。手の平を相手に向ける「ファティマの手」や、メ デューサの目を表していると言われている「ナザール・ボンジュ」、ホルスの目もそれにあてはまります。また男女の性器(をかたどったもの)も入りますが、 邪視避けよりももっと多くの物を払う力を持っていると言えるでしょう。ジェスチャーも浸透していて、ツノの形を模したもの、性器を表すものなどがありま す。
こうしてみると、男根の様な「陽」の力ではねのけようとするもの、メデューサや女陰の様な「陰」の力で相殺しようとする、二極化が見受けられます。

日本では鬼の目もそれにあたり、「籠目模様」などで対策を講じています。
目の力は遥か昔から恐れられていたのですね。…でも現代でも、「羨ましい」「妬ましい」視線はありますよね。周りにいませんか?他人の彼女を値踏みするようにねっとりと、好色な眼差しを向けるひとが…。

ReXg

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