座敷わらしの正体は、子供である、と断定できないようなのです・・・。

「座敷」とは来客をもてなすための場と、家族が起床する為の「奥座敷」の2種類に分けられます。
前者は客人を招いて宴会などを催す性質上、その家のものであっても子供は安易に入ってはいけない場所でした。後者は、世間から自分達を守るためのプライベートな空間です。
座敷わらしがいるとされるのは奥座敷です。家族以外が目にすることはなく(時には子供にしか見えないこともある)、手厚く世話を焼き、毎日食事を用意する家もあるようです。

実は座敷わらしの正体は、子供である、と断定できないようなのです(見た事ありませんし)。それは、その正体が河童だという説もあるからです。ですが、 8・9割以上は見た目は子供(のような感じ)で、5、6歳、おかっぱ頭に着物が多いようです。いたずら好きで小さな足跡を土間に残したり、夜中に音を立て たり、客が泊まるとその枕を返してみたり…。家の子供と遊ぶこともあるようです。性質は可愛い感じですね。

しかし、その起源に関しては穏やかではないようで、口減らしの犠牲になった子供だとも家を建てるにあたり大工など、関わった職人が呪った結果だともいうようで、これのどこが富を授けてくれるのかと思ってしまうのですが…。

本体が見えないのにこれだけ推測されるのは、「あの家が栄えたのは座敷わらしがいたおかげ。衰退したのはいなくなったから」という説明の為だから、というのはどうでしょう。
急に栄えた理由付け、です。
そして、自分からは「家に座敷わらしがいる」といいません。これは非常にプライベートな事を見知らぬ人に話くらいガードの低いことです。
ありがちな例だと「急におしゃれになったのは、恋人ができたから」「元気が無くなったのは別れたから」のような感覚でしょうか。付き合っている時、よっぽどの人でない限り、二人の愛の語らいは伏せておくもの。と言ったら、座敷わらしはなんと答えてくれるでしょうか。
ともかく、古くから信仰されている為、色々な面を持っていて一筋縄ではいかないようです。

ReXg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>