それでもあなたは占いを信じるか?

占いを信じて行動をしていますか?最近は朝1回以上はメディアに必ず載っているでしょうか。
ずっと信じる人、今ははまっている、良いものだけ信じる、絶対に信じない…人それぞれですね。

たとえば血液型占いですが、日本では星座占いと同じくらい見ますね。
血液について簡単な説明をすると、赤血球の表面にある表面抗原(細胞表面に存在する特有の印)のタイプを表すもので、これは250種以上あり、代表的なのがA/B型です。
これによって1日の運勢がわかるかは定かではありませんが、罹りやすい病気があったり、体調に影響しているのは確かでしょう。当然「病気に罹りやすいが、 手洗いうがいで大方予防できる」のであれば、その人物が衛生面に気を使うだろう、ということはわかります。ただしできるのは、大まかな分類分けまで。その あとは、ここでは判断しかねます。

次は天体を少しだけ。星の並びで重力が変われば、当然地球上の生命である我々も影響を受けるでしょう。今から四千年以上前の古代バビロニアが起源の占星術 が元となっているようですが、経験に経験を重ねたデータに現代社会の科学技術を合わせれば、未修得者には入り口さえ見えない世界です。

中国の歴史も負けてはいません。漢字の大元、亀卜は政の一環として有名ですね。
儒教に元づいた易では植物の茎を乾燥させたもの(50本モノの本では51本とされる)を用い占ものも。最近は影が薄れた感がありますが、仏教より早く伝来 し千五百年以上前から盛んに日本でも学ばれていました。孔子が始祖とされている思想で信仰の対象でもあります。武闘を嗜む人は、礼記などを学ばれることも あるのではないでしょうか。

ここまで来て、何だか散らかしたようですが、昔から結論は出ています。占いの共通点は「決まった環境下では次はこうなる例が多い。なので、こうすべき」という統計だ、ということ。
そして、過去が当たっても未来は誰にもわからない。どうとでも取れる解釈をする事も多いということを了承して耳を貸すこと。ちょっとした良い事や、上司に怒られる事なんてよくありますよね。気分だって朝と晩ですら違うものです。
人は人生の分岐点に差し掛かると、自分では判断が下せないことも。そんな時に判断する材料としての一つの選択肢として、参考にするのも一つの選択肢でしょう。
しかし、元の根っこは知っておいて損は無いかもしれません。そして信用するも、一切見ないのも自由。
当たるも八卦当らぬも八卦…

ReXg

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