臨死体験は人を変える

臨死体験の研究は1800年代後半から今日に至るまで行われています。
2014年に報告された内容では、2060名の心停止患者が体外離脱現象の検証対象となり、調査された患者のうち330名が心停止から蘇生し、うち140名(約4割)が心停止中に意識があったとなっています。

その経験は体外離脱、光を感じたり人物(親類や友人、ごくたまにイエス・キリストなど)が迎えに来る、などですが、基本的に、今までの人生の中では味わっ た事のない位の安堵感、全肯定される恍惚とした感覚を味わったと言います。欧米圏の成人では信仰が強く影響している感があり、文化的な影響の少ない幼少期 の体験だけが純粋な臨死体験だと言う研究者もいます。
臨死体験の正体は見えませんが大多数が、死への恐怖などは感じず物理的な世界から抜け出し、精神的な世界での満足感を得ている、という点が驚きです。

もちろん、極めて少数ですが、マイナスイメージの経験も起こります。しかし、 ネガティブな臨死体験をした人の中には、体験自体を何かしらの啓示ではない かと感じ、前向きに解釈したり、自身が死後耐え難い程辛い世界へ行くのを因果応報と解釈し「人間は他人を助けることでしか幸せになれない」ことが解ったと 言います。

いずれ、まだまだ未知の世界である臨死体験。科学的に解明されないからといって、死後の世界の存在を立証するものでもありませんし、経験者のみにしかわからない世界のようです。

とある施設では、入居者に臨時体験のようなもの(枕元に先立った家族がたったかなど)を気軽に話し、その経験自体を肯定し、穏やかな最期に繋げようという試みているようです。

ReXg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>